世田谷区認可保育園

社会福祉法人 日本フレンズ奉仕団 おともだち・ララ保育園

フレンズ奉仕団のこと

 おともだち保育園は、社会福祉法人日本フレンズ奉仕団が運営する認可保育園です。

保育園が生まれた時のはなし

 太平洋戦争終了後の混乱期、アメリカはLARA(アジア救援公認団体)という組織を作って、貧しかった日本に様々な物資を送ってきました。その組織の一員として日本に派遣されたアメリカフレンズ奉仕団のミス・ローズが、世田谷のこの地域に物資の分配の拠点を置きましたが、同時にミス・ローズは、日本の社会復興に忙しい大人たちの間で放っておかれている子どもたちのために、昭和24年6月、託児施設を作りました。その施設に『フレンズ』の名前をとって『おともだち』と名付けました。
 『おともだち保育園』の誕生です。そして、すぐに国から認可を受けました。

社会福祉法人の誕生

 少しずつ日本の社会も落ち着き、福祉制度も整ってきた昭和28年4月、アメリカフレンズ奉仕団は運営を日本側に委譲して社会福祉法人日本フレンズ奉仕団が設立されました。おともだち保育園は名実ともに保育園として地域に根付いてきました。

三角屋根の保育園

 その後、おともだち保育園は地域の子育ての核として、様々な役割を担ってきました。児童館、学童保育、地域の活動拠点、幼稚園などの複合施設になり、昭和43年4月には三角屋根のかわいい園舎に変身しました。

老人ホームとの複合施設へ生まれ変わり

 現代の日本が抱える少子高齢化に対し、社会福祉法人日本フレンズ奉仕団は、新しい発想のもとで複合型の施設を作りを目指しました。そして平成2年1月、4階建ての複合施設を作り、1階におともだち保育園、2階、3階に特別養護老人ホーム、4階にデイサービスセンターを開き、現在の形ができあがりました。
 さらに平成11年6月には世田谷区からの要請で、世田谷区立駒留中学校内に保育園の分園を開き、高齢者の方、中学生、そして乳幼児と幅の広い地域の人たちと共に活動しています。
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